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小麦製品と乳製品を控えるGFCF(グルテン&カゼインフリー)のメリット

喘息の治療で通院していた病院で管理栄養士さんによる栄養食事指導がありました。

そこで喘息・アトピー・花粉症等のアレルギー疾患のある方は「小麦製品(グルテン)や乳製品(カゼイン)をなるべく控えましょう」と指導を受けたのです。

なぜ、グルテンやカゼインがアレルギーにとってよくないのでしょうか。

グルテンとは?カゼインとは?

グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などに含まれている「たんぱく質」の一種です。パンやパスタに粘り気や弾力性があるのはこのグルテンの特性によるものです。

カゼインとは、牛乳やチーズといった乳製品に含まれている「たんぱく質」の一種です。牛乳に含まれるたんぱく質の約80%はカゼインです。

グルテンフリーとカゼインフリーは、それぞれこれらの物質を抜いたものあるいは使用していないものをいい、Gluten-Free、Casein-Freeの頭文字を取って「GFCF」という表記をすることもあります。

グルテンとカゼインが身体にもたらす影響

腸もれが起こる

グルテンとカゼインが健康にもたらす影響について、大きく関係しているのが「腸」です。

体を守る働きをする免疫細胞のうち、約50%は小腸に、約20%は大腸に集まっています。この免疫細胞が、腸に生息している約1,000種類、100兆個もの腸内細菌と協力して、ウイルスや細菌の感染を防衛したり、老化や病気を予防しています。

ところが、グルテンやカゼインは消化しにくいため、頻繁に摂取すると未消化物として腸内に残りやすく、悪玉菌が増えていきます。

通常、腸の粘膜は、未消化物や有害物質を取り込まないように細胞間を隙間なく密着していますが、悪玉菌がたくさんいる状態のままにしておくと腸のバリアが傷つき細胞と細胞のつながりが緩んでしまい、腸壁に分子レベルの穴が開いてしまいます。

すると、バリア機能を失った腸壁から毒素・アレルゲン・病原菌などの有害物質が浸透し、血液中に漏れ出てしまうのです。これを「リーキーガット(腸漏れ)症候群」と呼びます。

この腸から漏れ出た物質によって免疫力が低下し、ウイルス感染だけでなくアレルギー疾患や様々な不調の原因になるとされています。

中毒性、依存性がある

グルテンとカゼインが胃腸で不完全に消化されると、グルテンは「グリアドルフィン」、カゼインは「カソモルフィン」というペプチドに分解されます。このペプチドは腸から血液に吸収され、血液脳関門(脳に有害物質を通さないためのフィルターのようなもの)を通過し、脳内に到達します。

するとペプチドは脳のオピオイド受容体に結びつき、陶酔感や多幸感といったような麻薬成分と同じ効果を持つ作用をもたらします。このことから小麦由来のグルテンと乳由来のカゼインには、モルヒネのような中毒性・依存性が生じることが判っています。

「また食べたい。また飲みたい。やめられない。」と思うのは、この小麦に含まれるグルテンと乳製品に含まれるカゼインのせいなのかもしれません。小麦製品や乳製品は、ダイエットに不向きな食品であるといえます。

引き起こされる不調

上記のようなグルテンとカゼインの作用から、リーキーガット(腸漏れ)によって次のような症状があらわれると言われています。

じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、お腹の張り・消化不良、下痢・便秘、過敏性腸症候群、大腸炎、統合失調症、うつ病、自閉症、多動症候群

効果に個人差はありますが、私の場合じんましんと鼻づまりが改善されました。

グルテンフリーカゼインフリー生活を1ヶ月続けてみた結果
小麦粉製品と乳製品を食べなくなって、1ヶ月。 最初は喘息治療のため、病院で栄養管理士の指導により始めたグルテン&カゼインフリー生活でしたが、思いがけない効果もありました。 GFCFの記事についてはこちら↓ 慢性じんまし...

除去食と代替食

グルテン&カゼインフリーにするには和食が好ましいです。ただし、和食でもうどん・天ぷら・唐揚げなどは小麦粉が使われているので注意。

パンを食べるならお米、パスタやラーメンの代わりに春雨やフォー、お菓子の代わりにナッツ類や果物、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクにしてみるなど、工夫してみましょう。またパンやパスタでも米粉や大豆粉で作られた代用品がスーパーやネットで簡単に手に入ります。

これらを活用し、必要な栄養素を摂りながら食生活の改善をしていきましょう。

最後に

もちろんアレルギーや疾病のない人にとって、すべて小麦製品と乳製品が悪いというわけではありません。これらの食品の中にも必要な栄養素がたくさん含まれています。食べないことで栄養バランスが崩れてしまっては元も子もありません。過剰摂取を控えつつ、バランスよく美味しく食事をすることが大事だと思っています。

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